まさに激動の世紀であった20世紀もまもなく終わろうとしています。各地でさまざまなイベントが企画されていますが、20世紀の象徴として忘れてはならないもののひとつに青函連絡船があります。
1908年にはじまり1988年3月13日に終航となるまで80年の歴史を刻み、本州と北海道を結ぶ大動脈として活躍。20世紀は青函連絡船の世紀でもありました。青函連絡船は、北海道に暮らす人々にとって文字どおりの生命線であり、それだけではなく、その運航にたずさわった人たち、旅行者などに、思い出とともにたくさんの夢とロマンを与えてくれました。
そこで、20世紀の終わりにあたって、もう一度その活躍の姿を瞼によみがえらせ、世紀を越えて連絡船のことを語りついでゆく契機となることを願い、このイベントを企画しました。


●会期

2000(平成12)年3月11日(土)〜4月2日(日) 午前9時〜午後5時

●会場

メモリアルシップ摩周丸(函館シーポートプラザ)函館市若松町12番地先
地図→

●料金(会期中特別割引料金)

メモリアルシップ摩周丸(函館シーポートプラザ)
 大人300円(通常500円)
 子供100円(通常300円)
摩周丸の通常展示に加え、下記記載イベントの「写真展」および「体験!青函連絡船の航海」をお楽しみいただけます。

●内容

(1)写真展「青函連絡船/海峡の記憶」

3月11日(土)〜4月2日(日)、4階・摩周丸ギャラリー(期間中無休)。
地元函館出身の写真家、白井朝子氏が終航直前の連絡船の船体と働く人々を捉えた写真、約80点が展示される。船内で勤務する船員やブリッジ内部の光景など、当時JR北海道の許可を受けて特別に撮影された貴重な写真が数多く含まれている。なお、写真展に合わせて、出品全作品を収録した写真集「青函連絡船/海峡の記憶」も出版される予定(全国書店で発売)。なお、初日は作者が来函。

(2)見る・聞く・触れる「体験! 青函連絡船の航海」

3月11日(土)〜4月2日(日)の土日祝日。
青函連絡船の船長ほか当時の乗組員が制服姿で、交替で摩周丸見学のハイライト、ブリッジ等に当直。操作実演・解説のほか、見学者の質問に自由に応えてくれる。記念写真もOK。

(3)青函連絡船を語りつぐ夕べ

3月11日(土)17時から、シーポートプラザ内「BEELONGS」。
青函連絡船OB、青函連絡船設計関係者、JR北海道関係者が一同に集い、語りつぐ第一歩となるパーティーを開催。市民やファン、研究者にも参加を呼びかける。青函連絡船に興味のある方、思い出のある方はぜひご参加を。会費制で事前にチケットの購入が必要。

(4)その他

上記以外にもイベントが計画されているほか、期間中会場で青函連絡船関係オレンジカードや連絡船絵柄のワインなどのオリジナルグッズも販売される予定。

●各イベントのお問い合わせ先

(東京)「語りつぐ青函連絡船の世紀」を成功させる会 事務局
    TEL:03-3375-1419 FAX:03-3375-1429
    Email:renrakusen@sxp.co.jp

(函館)「語りつぐ青函連絡船の世紀」実行委員会 事務局(メモリアルシップ摩周丸内)
    TEL:0138-27-2500 FAX:0138-27-2101




●後援

 函館市、財団法人日本ナショナルトラスト、国鉄船舶OB会

●協賛

 富士写真フイルム株式会社、株式会社ニコン

●共催

 JR北海道、函館シーポートプラザ(メモリアルシップ摩周丸)、鉄道青函連絡船OB会

●主催

「語りつぐ青函連絡船の世紀」を成功させる会
[事務局]
〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1-3-1-606
TEL:03-3375-1419 FAX:03-3375-1429
Email:renrakusen@sxp.co.jp
URL:http://www.sxp.co.jp/renrakusen/


| 最近の動き | 趣旨と概要 | 写真展 | パーティ | 体験!青函連絡船の航海 |

| 水先案内人 | JR北海道函館支社協賛イベント | 報道各紙 | LINK |

HOME